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特別催事

2024年6月30日(日) まで春の特別展 井伊家展


    「衛府太刀拵(えふたちこしらえ)」(江戸時代)
    拵  総長 84.0  総反4.9  柄長 20.8

    龍潭寺屏風「遊楽の図」岩左又兵衛作

     衛府太刀は元来禁裏(がんらいきんり)の警備を掌った役人が腰にする太刀でしたが、江戸時代は大名が衣冠束帯(いかんそくたい)の装束の儀式に用い、この種のものを細太刀とも呼んでいます。総金具は赤銅魚子地(しゃくどうさかなこち)に橘紋が浮き彫りされ、鞘は金梨地に橘紋が蒔絵され、作が優れています。

    寺伝によると、第26代井伊直澄公が権現様50年忌に、第30代井伊直惟(なおのぶ)公が権現様100年忌に、日光御名代として両度共この太刀を佩用(はいよう)されたもので、享保15年(1730)に直惟公から当山に奉納されました。



    開山大師伝来の「三具足」

    井伊直政公ご念持仏
     黙宗瑞淵禅師は天文5年(1536)、第20代井伊直平公に招聘され、龍潭寺の開山となり、遠州地方に臨済宗を広めました。

    室町時代の三具足(香炉・燭台・花立)です。





    「次郎法師黒印状」

     永禄8年(1565)9月15日、井伊家22代直盛の娘次郎法師が龍潭寺に与えた寄進状。
    父・桶狭間で戦死し、養子の直親が今川の手で殺され、その子直政はわずか2歳。非常事態の中で次郎法師は「女性地頭」として井伊家の所領を支配し護った。菩提寺に自らが黒印を捺した公的な印判状です。

    戦国初期に女性国人領主があったことを示し、当時の龍潭寺の寺領が確認できる貴重な書状です。



    他、 「信長公遺品天目茶碗(峴山天目)「井伊直孝公寄贈 堆朱香合」等

    ※ 展示品は 変更される場合があります

 


2022年4月1日(金)~5月31日(火) 井伊家御霊屋特別公開

     御霊屋には 24代井伊直政公、22代井伊直盛公、元祖井伊共保公の木像と、井伊家代々のお位牌が祀られています。与板井伊家のお位牌も祀られています。
    上記期間中、特別公開いたします。


     御霊屋の位置は 境内案内 にて
     ご確認ください。



名勝庭園 夜間特別公開

    紅葉の時期に合わせて国指定名勝記念物の庭園を夜間特別公開いたします。
    ほのかに浮かびあがる幽玄の世界をご堪能ください。

    【開催日・時間】 【夜間特別料金】
    令和6年 11月29日(金)・30日(土)・12月1日(日)
    17:30~20:30
      ※日中の拝観は通常通り行います(9:00~16:30)
    大人 600円
    小・中学生 300円



※行事は予告なしに日程・料金が変更になる場合がございます。
 ご確認ください。

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